紛争の内容


Aさん(80代)は、自転車で道路を走っていたら、右折してきた車に横断歩道上でぶつけられ、そのまま転倒してしまいました。頭をコンクリートにぶつけ、「急性硬膜下出血」「頭蓋骨骨折」などの怪我を負って、救急搬送されました。その後手術をしましたが意識はもどらず、いわゆる寝たきりの状態になってしまいました。
保険会社とのやりとり等が大変ということで、奥様から当事務所に相談がありました。

経過
事故から6ヶ月経過しても状態が変わらないので、後遺障害請求をすることにしました。その結果、高次脳機能障害として1級1号の認定がありました。
認定後は、保険会社と保険金について交渉したところ、すこしの問題はあったものの、概ね当方が満足する金額に達し、合計5500万円の保険金を取得しました。

本事例に学ぶこと
高次脳機能障害の場合は、立証作業が難しいケースもあるのでまずは弁護士に相談することをおすすめします。保険金額も、後遺障害等級によって、だいぶ変わります。ご相談があれば、ご連絡ください。

弁護士 申 景秀